血液サラサラはEDの予防・改善に 2014.12.05 fri
不規則な生活や偏った食事、食べ過ぎ・飲みすぎは、血液中の中性脂肪、コレステロールを増やし、血管に脂肪が蓄積して血液が滞ってしまいます。さらに悪化すると動脈硬化を引き起こし、これが原因でEDを発症するケースも少なくありません。EDは血行不良と密に関係している為、血液をサラサラにすることはEDの予防や改善が期待できます。血液をサラサラにするには、日々どのような食事を心がけたらよいでしょうか。
肉中心の食生活は、悪玉コレステロールを増やす原因となります。魚や大豆製品を積極的に取り入れ、バランスよく食べましょう。青魚に含まれるEPAやDHAは中性脂肪を減らし、血栓の予防が期待できます。大豆に含まれるイソフラボンは悪玉コレステロールを抑制し、納豆に含まれる納豆キナーゼは血栓を溶かす作用があるといわれ、積極的にとりたい食品です。
野菜やきのこ、海藻に含まれる食物繊維は、摂りすぎた脂肪や有害物質を吸収し体外に排泄してくれ、悪玉コレステロールを減らす効果も期待できます。また緑黄色野菜に多く含まれる抗酸化ビタミンは、脂質の酸化を抑えてくれるので、主菜と一緒に、副菜、あと1品としてこれらの食材を一緒に食べることが大切です。品数を作れないときは主菜に野菜やきのこを多く加え、お味噌汁には冷蔵庫の余り野菜をたっぷり入れるなどの工夫をしましょう。
濃い味付けの食事は塩分のとりすぎにより高血圧を引き起こす要因となります。これが引き金となり動脈硬化を発症することも少なくありません。にんにくやねぎは血圧やコレステロールを抑え、酢には血流を改善する効果があると言われています。薬味ににんにくやねぎを添えたり、味付けに酢を加えることで塩分を控えることもできます。また油はバターやラードを控え、植物性の油を使うようにしましょう。
お酒やお菓子の過剰摂取もまた、中性脂肪を増やし血液がドロドロになってしまう原因です。とはいえ、全く食べないのは逆にストレスになり、ストレスもまた血液ドロドロの原因となり身体によくありません。しっかり休肝日を作って適量を守り、甘いものを食べるのであれば脂肪が蓄積されにくい午後3時を目途に。適量と食べる時間の工夫もポイントです。
上記に加え食事だけでなく、適度な運動や睡眠、ストレスをためないことも大切です。血液サラサラは美容と健康の要。ED予防はもちろん、血液の質を高め健康な身体をつくりましょう。毎月更新される『精のつくレシピ集』も毎日の献立の参考にしてみてくださいね。
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