酸味の効果と調理の工夫 2017.06.02 fri
じめじめと蒸し暑い季節がやってきました。季節の変わり目で食欲が落ちたり、体が疲れたりしていませんか?そんな時に食べたくなるのが酸っぱいもの。
酸味のもとは有機酸で、梅干しやレモンなどに含まれるクエン酸、酢に含まれる酢酸などがあります。これらは料理をさっぱり仕上げたり味のアクセントとなるほか、体に嬉しい効果も期待できます。
クエン酸はエネルギーの代謝を促す働きがあることから、疲労回復やスタミナ増進に役立つといわれています。酸っぱいものがほしくなったときは体が疲れているサインかもしれません。また、疲労回復にはビタミンB群を含む食材を合わせて摂るとより効果的です。ビタミンB1が豊富な豚肉に、レモンや酢などを合わせた料理がおすすめ。冷しゃぶサラダにレモンを加えたドレッシングをかけたり、酢豚なども効率のよい食べ方になります。
クエン酸は、精力アップに欠かせない亜鉛をはじめ、カルシウムや鉄などのミネラルを、吸収されやすい形に変える働きがあります。牡蠣にレモンをしぼるのは、亜鉛を効率よく吸収できる理にかなった食べ方です。調理をする際は、鉄分が豊富な血合いの多い魚と梅干しを一緒に煮たり、赤身肉のカルパッチョにレモンをたっぷりしぼることで吸収を高めてくれます。野菜に含まれるカルシウムは吸収率が低いため、お浸しなどでいただく場合はレモンや酢などの酸味を加えるとよいでしょう。ポン酢を活用するのもいいですね。
減塩対策のひとつに酸味を加える方法があります。酸味を加えることで味にメリハリがつき、塩分が少なくても満足感が得られます。餃子のつけダレは醤油の量を減らして酢の割り合いを多くしたり、塩分が高くなりがちなスープにはお酢をひとたらししてみましょう。また、酸味の他に旨み成分を多く含む黒酢やトマトもおすすめの食材です。梅干しは塩分が高いので調味料として使うのがよいでしょう。
酸味は食欲をかきたて、唾液の分泌を促して消化を助けてくれたりとカラダにいいことづくめです。酸味を上手に取り入れて疲れ知らずのカラダを目指しましょう。精の付くレシピ集では、じめじめとした季節におすすめの「梅干し」を使ったレシピを紹介しています。ドレッシングや焼き物、煮物など万能に使えますよ。
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