正しい前戯と性交痛を理解して女性の満足度を高める努力を!
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目次※知りたい情報をクリック
- 前戯(ぜんぎ)とは?
・愛撫(あいぶ)とは?
・前戯だけではなく後戯(こうぎ)も大事
・年代別・男女別での前戯の必要性を調査
・具体的に「前戯」ってなにをするの? - 女性への前戯の理想的な時間を調査
・女性が理想とする前戯時間の第1位は、「10~15分未満」
・理想とする前戯時間は、5分~30分未満が全体の73%! - 「前戯」と女性の「性交痛」は大きく関係していた
・多くの女性が性交痛を経験している
・性交痛はセックス満足度を大幅に下げる
・性交痛の66.4%は前戯が関係している - 性交痛がなくなると女性のセックス満足度は飛躍的に上がる!
・痛みを軽減させる有効な対策 - 前戯は、短すぎても長すぎてもダメ
- 正しい前戯のやり方
・タッチの強さは?
・どこを刺激するのか?
・敏感な「性器」や「乳首」に触れる時もゆっくり丁寧に
・膣液にだまされるな!挿入のタイミングは?
・もし「くすぐったい」と言われたら - 【参考】男性の年齢が上がるごとに「女性への前戯」を、重要視している!
- 「女性への前戯の理想的な時間」調査結果詳細データ
- 著者情報
浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修
前戯(ぜんぎ)とは、挿入前に口や手などを使ってお互いの体全体に触れていき性的興奮を高める行為。お互いの心と体の性的興奮を高めるためにとても大切なセックスの一部で、女性への前戯は、セックスが満足のいくものになるかの重要なポイントとなります。全身を愛撫(あいぶ)することで、女性器から愛液が分泌されて、十分に潤うことで男性器の挿入がスムーズとなり、お互いがオーガズムに到達しやすくなります。また十分な前戯を行うことで女性のうるおい不足が原因の「性交痛」が起こりにくくなります。女性器の潤いが不足している状態での挿入は、痛みがあるばかりでなく、炎症の原因にもなりますので、十分注意しましょう。
基本的なセックスの一連の流れ
前戯 ⇒ 挿入 ⇒ 後戯
愛撫(あいぶ)とは?
愛撫とは、「愛おしく」「撫でる」と書きます。この言葉通り主に相手の様々な部位を手でやさしく触れたりさすったりすることで相手に強く愛情(感情)を伝えることが愛撫です。性的欲求が高まっている時は、お互いに手だけではなく口や唇、舌でふれる愛撫が一般的です。
日常の生活において愛おしく思う相手の手や頭を撫でる行為や溺愛する動物や愛着のある物品を撫でる行為も愛撫が使われる場合もありますが基本的には性行為中の前戯やペッティングのことを愛撫と理解している人が大多数です。
前戯だけではなく後戯(こうぎ)も大事
前戯は、挿入前に相手の身体に対して行う愛撫ですが後戯は、挿入して男性が射精した後、相手に「愛されている」という精神的に安心感・満足感を与える大事な行為です。
男性は挿入して射精に達すればセックスは終わりと考えている人も多いのではないでしょうか。男性は射精すると性的欲求は喪失し、いわゆる賢者タイムとなるので相手に対して素っ気ない態度を取ってしまう人も少なくないでしょう。しかし女性側は、終ったあともセックスの余韻に浸りながらイチャイチャしたいと思っているの場合が多いのです。
後戯の方法は、抱き合いながら愛を感じる言葉を投げかけたり、会話を楽しんだり、場合によっては2人でお風呂に入るのもよいでしょう。後戯で一番大事なのは射精後に相手に寂しい思いをさせないことです。
また、男性側が前戯と挿入で疲れ切ってしまうとこがあるように女性側も疲れてしまい、なるべく早く寝たいと思っている場合もありますので相手が何を求めているのかを思いやりをもって考え、セックス後の余韻を2人で楽しみましょう。
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年代別・男女別での前戯の必要性を調査
【対象者】アンケート実施日:2022年1月
20~50代男性 各650名(10歳階級)合計:2,600人
20~50代女性 各650名(10歳階級)合計:2,600人
女性への前戯が「無くてよい」と回答した割合は、男性2,600人中137人(5.3%)、女性2,600人中288人(11.1%)しかおらず、男性の94.7%、女性の88.9%が挿入前に女性への前戯が必要だと考えています。
年代別・男女別で前戯が必要と考えている割合は以下の通り
- 「20代男性:90.3%」「20代女性:89.7%」
- 「30代男性:94.2%」「30代女性:90.8%」
- 「40代男性:96.6%」「40代女性:89.8%」
- 「50代男性:97.8%」「50代女性:85.4%」
詳細データ
⇒ 愛するパートナーへの理想的な前戯時間を調査
具体的に「前戯」ってなにをするの?
前戯には、「キスをする」「抱きしめ合う」などの他、「首筋」や「耳」にキスをする、「手」「足」「背中」を手や口で刺激する、お互いの「乳首」「性器」を手や口で刺激するなどがあります。
いきなり性器に触れるのはNGです。まずは、会話しながら頭を撫でたり、抱きしめ合ったり、キスを交えながらとスキンシップを取ってお互いに気分を高めながら性器や性感帯ではないところを優しく愛撫していくことから始めることが大事です。詳しくは前戯のやり方をご覧ください。
気持ちいいと感じる前戯の仕方は、人それぞれ異なりますので、「気持ちいいのか」「くすぐったいのか」「痛くないか」「あまり感じないのか」など言葉でコミュニケーションを取りながら確認するとよいでしょう。
参考
⇒ 前戯のやり方のご紹介
挿入前に、「女性への前戯って必要なの?」「どれくらいの時間をかけて行ったらいいの?」など、前戯にかける時間や仕方は男性にとっては難しい問題。そのような疑問を解決するために、女性はどれくらいの時間をかけて、前戯をして欲しいと思っているのか?を、当院独自で20~50代女性 各650名(10歳階級)合計:2,600人にインターネット調査を行いました。
集計期間:2022年1月14日~1月17日
調査方法:インターネット集計
調査対象:全国の20代~50代の女性 各650名(10歳階級) 合計2,600名
リサーチ協力 ⇒ 株式会社ネオマーケティング
Q.愛する男性からの挿入前の前戯の理想的な時間をお答えください。
詳細データ
⇒ 女性2,600人の「理想の前戯時間」調査結果詳細データ
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20~50代女性2,600名が回答した「愛する男性からの挿入前の前戯の理想的な時間」の第1位は、「10~15分」となりました。
1位 10~15分未満(22.5%)
2位 5~10分未満(19.0%)
3位 15~20分未満(15.8%)
4位 無くてよい(11.1%)
5位 25~30分未満(10.5%)
6位 3~5分未満(7.0%)
7位 20~25分未満(5.1%)
8位 30~40分未満(4.3%)
9位 60分以上(1.5%)
10位 1~3分未満(1.8%)
11位 40~50分(0.7%)
12位 50~60分(0.7%)
詳細データ
⇒ 女性2,600人の「理想の前戯時間」調査結果詳細データ
女性が男性から受ける前戯の理想的な時間(女性が回答)では、20代~50代のどの年齢層でも大きな差はなく、5分以上~30分以内が全体の約73%を占めました。それぞれ細かく見ていきましょう。
【理想的な前戯の時間が、5分以上】と答えた女性の割合
- 20代 81.6%
- 30代 82.7%
- 40代 80.8%
- 50代 75.7%
どの年代においても、5分以上の前戯が理想と回答している割合が多く、「短時間の前戯での挿入」や「キスやハグのみですぐに挿入」というのは避けた方がよいでしょう。
また、後ほど触れますが性交痛の経験がある女性の約3割は性交痛の原因として「前戯が雑、下手、激し過ぎる」と回答していることから、前戯は量より質であることを理解して、「痛くないか?」「気持ち良いか?」等々を相手に確認しながら思いやりを持って行うことが大事であることを忘れてはいけません。
【理想的な前戯の時間が、30分以上】と答えた女性の割合
- 20代 8.9%
- 30代 6.9%
- 40代 6.6%
- 50代 6.3%
逆に、30分以上の前戯が理想と回答した割合は、どの年代でも低く、女性にとって30分以上の前戯は長いと感じているようです。女性器をしっかり潤わせるためにと、頑張って時間をかけすぎても良くないようです。
特に女性器を長い時間手で刺激すると、痛みがでてしまう場合もありますので、「前戯は優しく全身に刺激を与える」「相手に痛くないか確認しながら思いやりを持って行う」ことが重要です。
今回の調査は、「女性に対する前戯の時間」としていますので、男性・女性お互いに前戯をすることを考えますと30分というのは長くない時間となりますので、誤解しないようにしたいところです。
【前戯がまったく無くてよい】と答えた女性の割合
- 20代 10.3%
- 30代 9.2%
- 40代 10.2%
- 50代 14.6%
一方で、前戯がまったく無くてよいと回答した女性は、10人中約1人程度でした。どの年齢層でもかなり多くの女性が前戯が必要だと思っており、女性にとっても性行為前の前戯は重要であることが分かります。
【前戯がまったく無くてよい】の回答が一定数あるのは、「雑や下手、激しすぎる前戯」によって気持ちよさを感じられず、むしろ痛みを経験した女性が、手で敏感な「乳首」や「性器」を触れられたくないと思っているのも一つとして挙げられます。
詳細はこちらから⇒女性の性交痛の原因
男性器にも、歯が当たったり、強く擦られると痛いのと同じです。女性への前戯で、特に敏感な「乳首」や「性器」に触れる際には、細心の注意を払って丁寧に行いましょう。
また、前戯は全身を刺激するため、耳や体に唾液がついてベタベタになるのが気持ち悪いという人やセックス自体が面倒で早く終わって欲しいと思っている女性もいるようです。
20代~50代の女性2,600人を対象に「性行時に痛みを感じたことがあるか(性交痛の経験はあるか)」「性交痛がある時の性行為の満足度」「性交痛の原因は何だと思うか」等々をアンケート調査を実施した結果、男性の予想以上に女性は性交痛を経験していて、その多くが前戯によるものだということがわかりました。男性必見の結果ですので是非ともご覧ください。
調査概要
集計期間:2022年1月14日~1月17日
調査方法:インターネット集計
調査対象:全国の20代~50代の女性 各650名(10歳階級) 合計2,600名
リサーチ協力 ⇒ 株式会社ネオマーケティング
多くの女性が性交痛を経験している
Q.性行時(前戯含む)もしくは性交後に痛みを感じることはありますか。(n=2,600)
この結果、驚くことに、約7割が性交時に痛みを感じた経験があると回答し、そのうち約5割が「5回に1回以上」で痛みを感じており、約2割は「5回に3回以上」でした。お互いに愛を確かめあう、気持ちよくなる行為で、「痛い」思いをさせていたのです。
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調査結果詳細
⇒ 女性の性交痛についての調査
性交痛はセックス満足度を大幅に下げる
アダルトビデオの影響で、性行為時の前戯は激しく行った方が気持ちいいのではないか?多少、乱暴な方が性的興奮を高めるのではないか?と思っている男性も少なからずいると思います。しかし、上記の質問で性交痛の経験があると回答した女性を対象に、「性交痛があった際の性的満足度について」(回答1,752人)質問したところ、54.9%は「性交痛があると満足できない」と回答しています。
Q.性交痛がある時の性的満足度をお答えください。
【回答者】
「性行時に痛みを感じたことがあるか?」の質問で「痛みを感じることはない」以外を選択した女性「20代:456人」「30代:455人」「40代:417人」「50代:424人」 合計:1,752人
調査結果詳細
⇒ 女性の性交痛についての調査
性交痛の66.4%は前戯が関係している
上記のアンケートで、痛みを感じたことがある女性にその理由を質問したところ、37.7%が「前戯不十分による膣内の潤い不足(時間が短い)」、28.7%が前戯の方法(雑、下手、激しすぎるなど)を痛みの原因として挙げ、66.4%が前戯の時間や方法に問題があると回答しています。
Q.痛みの原因は何だと思いますか?(複数回答可)
【回答者】
「性行時に痛みを感じたことがあるか?」の質問で「痛みを感じることはない」以外を選択した女性「20代:456人」「30代:455人」「40代:417人」「50代:424人」 合計:1,752人
4位以降は以下の通りです。
- 4位:自身の体質(濡れにくいなど)(17.4%)
- 5位:性的興奮の不足(17.2%)
- 6位:睡眠不足、心身の疲れなど(16.3%)
- 7位:パートナーの陰茎のサイズ(太い、長いなど)(15.2%)
- 8位:自身の身体的特性(膣の入口や中が狭いなど)(13.6%)
- 9位:加齢によるもの(12.9%)
- 10位:パートナーの指(爪が伸びているなど)(12.2%)
詳細はこちらから
⇒ 女性の性交痛の原因
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また、性行為中の痛みがなければ、満足度はどうなるのかを質問したところ、86.9%は「性交痛がなくなれば満足度が高くなる」と答えました。つまり、女性にセックスで満足してもらうためには、性交痛をなくすのが最優先事項と言っても過言ではありません。
Q.性交痛が無ければ満足度は高くなると思いますか。
【回答者】
「性行時に痛みを感じたことがあるか?」の質問で「痛みを感じることはない」以外を選択した女性「20代:456人」「30代:455人」「40代:417人」「50代:424人」 合計:1,752人
調査結果詳細
⇒ 女性の性交痛についての調査
また、痛みを軽減させる具体的な方法で効果があったと回答されたものには、1位は「ローションを使う」で61.3%でしたが、2位「前戯を終始、優しくソフトにしてもらった」28.0%、「前戯に時間をかけてもらった」26.6%の回答がランクインしており、性交痛を軽減させて女性に満足してもらうためには「前戯」が重要であることが、この質問からも分かります。
痛みを軽減させる有効な対策
痛みを軽減させる有効な対策は?(複数回答可)
【回答者】
痛みを軽減させる対策を講じて、それが有効だったと回答した女性「20代:115人」「30代:101人」「40代:72人」「50代:71人」 合計:359人
詳細はこちらから
⇒ 女性の性交痛の原因
参考までに4位以下のランクも以下に紹介しておきますのでご参考下さい。
- 4位:痛みがあることを素直に相手に伝え、痛みの無い性行為を試みた(25.9%)
- 5位:挿入後のピストンをゆっくりにしてもらった(もしくは、ピストンしない)(21.2%)
- 6位:行為前のスキンシップの時間を多くした(17.3%)
- 6位:痛みの少ない体位があるか試した(17.3%)
- 7位:男性の指の爪を短く切ってもらった(11.4%)
今回の調査結果より、女性がセックスを楽しむためには「前戯」が必要不可欠ということが分かります。男性は、アダルトビデオなどから、セックスは「激しく、強く」をイメージしがちで、前戯も強く・雑になってしまう傾向にありますが、実際には多くの女性にとって「やさしく、丁寧」に10分~15分を目安に、前戯をするのがよいというアンケート結果となりました。
女性に限らず、男性も、ペニスを強く擦られたり、歯が当たると痛いですよね。。前戯は丁寧に行うことが基本となります。
性行為中に、女性から「痛い」と言い難い部分もありますので、男性側から言葉で確認しながら行うのが良いでしょう。
前戯の時間をしっかりととり、丁寧におこなうことは、女性の体が男性器挿入の受け入れ準備をするために必須です。時間が短い前戯、雑な前戯は、女性に愛がないセックスと思われてしまうこともありますので、セックスで十分な前戯をすることは、男性の必要最低限のたしなみと言えます。
前戯をしても、セックス中に痛みがある場合には、ローション(性交用潤滑剤)を使用することが、女性のセックス満足度を上げるポイントとなります。
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上記アンケートなどで、女性への前戯はとても重要なことは分かりましたが、では具体的にどれくらいの強さで、どこをどのように刺激したらよいのか?というのは男性にとってはしっかりと知っておきたいところです。以下にご紹介する方法を参考に、普段はふれないようなところにも、刺激を与えて気持ちいい部分をお互いに探してみると、より充実したセックスとなり、愛を深めることができるでしょう。
タッチの強さは?
タッチの強さは、ソフトタッチ、フェザータッチとよく言われます。男性がソフトタッチをしているつもりでも、まだ女性にとってはタッチが強いと感じていることは、前戯の方法(雑、下手、激しすぎるなど)が、痛みの原因第2位にランクインしていることからも分かります。
また元CAの「つばささん」が書いているブログでも、男性の前戯中も含めてタッチが強いということが、書かれています。
※元CAでAV女優の羽田つばささんが執筆しているように臭わしてる怪しいブログですが書かれていることは、とても参考になります。
参照元 ⇒ 元CAが教えるセックステクニックが上手くなる方法(外部リンク)
具体的にどれくらいの強さで触れたらよいのか
当院でもご紹介している「スローセックス」を提唱しているアダム徳永氏の「アダムタッチ」が参考になります。
- 産毛を触るか触らないかくらいの0.1ミリ単位の強さ
- ソフトタッチでも動きが速いと意味がなく、3秒で10cm程度移動するゆっくり動かす
前戯は男性が思っている以上にソフトに触れるか触れないくらいの強さで動きをゆっくりと行うことがポイントと言えます。女性が気持ちいいと思うのは男性がびっくりするくらいに繊細な動きで、実際には皮膚には触れずに気配や手のぬくもりを感じ取らせる(動かしている時にたまに触れてしまう)くらいのイメージを持つとよいでしょう。前戯中は、気持ちよくしようと集中してつい無言になってしまいますが、どこが気持ちいいのかなど言葉でコミュニケーションを取るのを忘れないようにしましょう。
またアダム徳永氏は、動画の中で「気を放出する右手」を使ってアダムタッチを行い、「気を受け取る左手」はパートナーの手を繋ぎながら行うなども提唱しており、こういった細かな気配りまでしながら、前戯を行う必要があると解説しています。
参照元:アダム徳永のスローセックス大学【男塾公式】(youtube・外部リンク)
どこを刺激するのか?
「性器」や「乳首」を最終的に刺激していくのですが、女性の性欲が高まっていないときにいきなり「性器」や「乳首」に触れるのはNG!です。その前に女性の体に手や口で触れて知覚神経を刺激し、脳を興奮させることが前戯では大切となります。触れることで脳の大きな面積に刺激が伝わる体の部位は、唇、舌、手や指、また足(足首より下の部分)であることがペンフィールドのマップによって分かっています。
参照元:日本学術会議(内閣府・外部リンク)
脳の中の地図(ペンフィールドのマップ)
このペンフィールドのマップを、前戯に応用させた方法を、愛媛県の性交痛外来を行っている「女医 富永喜代の人には言えない痛み相談室(以下動画の11分00秒を参照)」で詳しく解説されていましたので、参考にご覧になってみてください。
ペンフィールドマップに基づいて、唇、舌、手や指、また足(足首より下の部分)に触れて前戯を行うと、どれも小さい部位への刺激にも関わらず、脳の広い面積を簡単に刺激することができます。例えば、「ディープキスをする」「女性の手や指を舐める」「女性の足にキスをする」などが思いつきますが、「手をつないだままディープキスをする」「女性の足と指を手とくちびるで同時に刺激する」、「首筋や耳にキスをする時も手をにぎりながら行う」など複数箇所を同時に刺激するとより効果的でしょう。アダム徳永氏が提唱している手を繋ぎながら全身をアダムタッチしていくというのも、実際に合理的な方法であることが分かります。
ペンフィールドのマップとは?
カナダの脳外科医ペンフィールドが、てんかん患者の手術部位を決定するため、ヒトの大脳皮質を電気刺激することで、脳の運動野や体性感覚野と体の部位との対応関係を地図にしたもの。ヒトの体の部位の表面積とそれに反応する脳の面積の割合は1:1ではなく、人間の身体の部位の運動機能や触覚が、大脳皮質のどこにどれくらいの面積割合で対応しているのかを表している。
参考:日本学術会議(内閣府・外部リンク)
脳の中の地図(ペンフィールドのマップ)(外部リンク・日本学術会議)
敏感な「性器」や「乳首」に触れる時もゆっくり丁寧に
女性の性的興奮が高まってきたら、「性器」や「乳首」に刺激を与えていきますが、このときもイカせることを目的に男性は強く激しくしてしまいますが、はじめは優しくゆっくりと触れてより性的興奮を高めることをイメージしながら行います。興奮期⇒平坦(高原)期⇒オーガズム⇒消退期という流れで性的興奮は進んでいくので、興奮期の初期段階からいきなり動きを速く強くしてイク(オーガズム)ということはなく、女性が平坦(高原)期に入るまでにはやさしく丁寧に、時間をかけて行う必要があります。
女性の性的興奮が「平坦(高原)期」にまで達してはじめて、速い動きを女性は気持ちいいと感じるようになっていき、さらに痛みを感じさせずに気持ちいい刺激を与え続けてはじめてイク(オーガズム)に達することができるのです。速い動きといっても、「雑」「強い」ではダメで、速くても女性に痛みを感じさせないソフトなタッチで、「一定の速度で行う動き」が重要となります。女性は平坦(高原)期に入った後は、イク(オーガズム)に達しても適切な性的刺激があれば、オーガズムを何度も繰り返すことできるのが男性と違うところで、イキっぱなしになることもあります。
膣液にだまされるな!挿入のタイミングは?
女性が興奮しているかは、女性器が濡れているかどうかで判断している男性が多いのではないでしょうか?
しかし、女性器はまだ十分に脳が性的興奮していない性反応の興奮初期でも、膣壁から分泌される膣液によって濡れやすい状態。濡れているから興奮が高まっていると勘違いして、キスやハグなど前戯2~3分ですぐに女性器に指を入れたりペニスを挿入してしまうため、女性が痛みを感じたり、オーガズムに達することができずに終わってしまうということが起きます。しかし、女性の興奮が高まり平坦(高原)期に近づき、膣液とは別に、膣口の脇に位置するバルトリン腺や尿道の両脇にあるスキーン腺から粘液が分泌されてはじめて挿入する準備が整います。興奮初期に分泌される膣液はサラサラなのに対して、バルトリン腺液やスキーン腺液は、ヌルヌルとしていて、ペニス挿入の際の潤滑剤の役割があるため、バルトリン腺液やスキーン腺液が分泌されるまでしっかりと前戯をすることが重要で、女性の性的興奮が高まるには時間がかかることを理解する必要があります。
膣液は、膣内に分泌されるため、膣の中からビシャビシャとでてくるのに対して、バルトリン腺液やスキーン腺液は中からではなく女性器の表面が急にヌルヌルとしてくるような感覚のため、慣れてくれば違いは分かります。
バルトリン腺液やスキーン腺液が分泌されているか分からなくても、時間を意識して、上記で説明したソフトなタッチで、女性への前戯を10分~15分行うことをまずは徹底してみましょう。
もし「くすぐったい」と言われたら
くすぐったいと感じるか、気持ちいいと感じるかは紙一重です。くすぐったいと言われるのは動きが速い、皮膚に接する部分が面ではなく点になっていることが挙げられます。タッチの強さは変えずに移動する速さをさらにゆっくりと動かしてみて反応を見てみましょう。また接する部分は、指先ではなく指の腹の部分を使って刺激すると感覚が変わってきます。それでもくすぐったいと言われるようであれば、一旦他の部分を刺激して、性的興奮が高まったところで同じように刺激すると気持ちいいと感じさせることができます。
それでもくすぐったいようであれば、そこの部位には執着せず、気持ちいいと感じる他の場所を刺激していきましょう。
女性への前戯がなくてよいと答えた男性の割合
女性への前戯が「無くてよい」と思っている20代男性は「9.7%」ですが、50代男性はたったの「2.2%」でした。男性は歳を重ねるごとに、女性への前戯を重要視していることが分かりました。
これは、年齢が進むごとにセックス自体の経験回数が多くなり、女性への前戯が大切であることを認識するようになったことが一つとして挙げられます。
一方で、年齢が進むごとに男性器にED症状(勃起不全)がではじめ、挿入時間が短くなってしまうため、前戯に長く時間を取って女性に楽しんでもらおうと考えていることもひとつの要因と言えるでしょう。
詳細はこちらから⇒愛するパートナーへの理想的な前戯時間を調査
1万円以上で送料無料。来院歴が無くてもOK。
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Q.愛する男性からの挿入前の前戯の理想的な時間をお答えください。
【回答者】20~50代女性 各650名(10歳階級) 合計2,600人
赤文字が年代別で一番割合が多い選択肢
青文字が年代別で二番目に割合が多い選択肢
紫文字が年代別で三番目に割合が多い選択肢
年代 | 20代 女性 |
30代 女性 |
40代 女性 |
50代 女性 |
全体 |
---|---|---|---|---|---|
1分~3分未満 | 11 (1.7%) |
8 (1.2%) |
12 (1.8%) |
15 (2.3%) |
49 (1.9%) |
3分~5分未満 | 42 (6.5%) |
45 (6.9%) |
47 (7.2%) |
48 (7.4%) |
46 (1.8%) |
5分~10分未満 | 109 (16.8%) |
128 (19.7%) |
133 (20.5%) |
125 (19.2%) |
495 (19.0%) |
10分~15分未満 | 141 (21.7%) |
163 (25.1%) |
159 (24.5%) |
123 (18.9%) |
586 (22.5%) |
15分~20分未満 | 110 (16.9%) |
99 (15.2%) |
104 (16.0%) |
97 (14.9%) |
410 (15.8%) |
20分~25分未満 | 33 (5.1%) |
37 (5.7%) |
36 (5.5%) |
26 (4.0%) |
132 (5.1%) |
25分~30分未満 | 79 (12.2%) |
65 (10.0%) |
50 (7.7%) |
80 (12.3%) |
274 (10.5%) |
30分~40分未満 | 36 (5.5%) |
28 (4.3%) |
23 (3.5%) |
26 (4.0%) |
113 (4.3%) |
40分~50分未満 | 5 (0.8%) |
6 (0.9%) |
4 (0.6%) |
3 (0.5%) |
18 (0.7%) |
50分~60分未満 | 4 (0.6%) |
3 (0.5%) |
6 (0.9%) |
4 (0.6%) |
17 (0.7%) |
60分以上 | 13 (2.0%) |
8 (1.2%) |
10 (1.5%) |
8 (1.2%) |
39 (1.5%) |
無くてよい | 67 (10.3%) |
60 (9.2%) |
66 (10.2%) |
95 (14.6%) |
288 (11.1%) |
合計 | 650 (100%) |
650 (100%) |
650 (100%) |
650 (100%) |
2600 (100%) |
- 1966年 生まれ
- 1991年 日本医科大学卒業
- 1991年 日本医科大学付属病院
- 1993~2002年 東戸塚記念病院 外科
- 2004年10月 浜松町第一クリニック開院