バルデナフィル(レビトラのジェネリック)とは

浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修

更新日:

バルデナフィルは、ドイツのバイエル薬品により開発されたPDE5阻害薬です。国内ではバイエル薬品が発売していた即効性が特長のED(勃起不全)治療薬の先発医薬品「レビトラ錠」と後発医薬品(レビトラジェネリック)「バルデナフィル錠」の有効成分でもあります。

先発品レビトラは発売停止

2021年10月に発売元であるバイエル薬品より国内での販売中止の発表があり、現在、国内に流通する正規バルデナフィル錠は、東和薬品のバルデナフィル錠「トーワ」と沢井製薬のバルデナフィル錠「サワイ」と富士化学工業のバルデナフィル錠「FCI」のみです。

即効性があり食事の影響を受け難い

バイアグラ(シルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)に比べて服用してから効くまでの時間が一番早いのが特長。また、タダラフィルほどではないがシルデナフィルよりも食事を受け難いのも特長の1つです。

製造
販売元
製品名1錠の
処方価格
(税込)
割引価格(税込)
10錠
以上
30錠
以上
沢井製薬
株式会社
バルデナフィル錠
10mg「サワイ」
1,300円1,200円1,100円
バルデナフィル錠
20mg「サワイ」
1,500円1,400円1,300円
東和薬品
株式会社
バルデナフィル錠
10mg「トーワ」
1,300円1,200円1,100円
バルデナフィル錠
20mg「トーワ」
1,500円1,400円1,300円
富士化学工業
株式会社
バルデナフィル錠
20mg「FCI」
1,400円1,300円1,200円
* 処方単位:1錠
* 当院の料金表は全て消費税込み表記です。

バルデナフィル錠「サワイ」とバルデナフィル錠「トーワ」の画像は以下の通り、「サワイ」は1シート5錠のPTP包装、「トーワ」と「FCI」は1シート10錠包装です。
「FCI」は以下の画像の通り割線はありませんが、「サワイ」と「トーワ」は10mg、20mgともに割線入りなので、とても割り易い剤形です。割るのが面倒でなければ20mgを割って10mgにして服用れば経済的なので割って使用しても良さそうです。
※ただし割錠する時に直接、手で触れる場合は手をしっかり消毒する等、衛生面には十分にお気を付け下さい。

1万円以上で送料無料。来院歴が無くてもOK。
即日配送。国内正規品のみ。土日も発送。

バルデナフィルの重要事項まとめ

有効成分バルデナフィル(5mg・10mg・20mg)
作用時間10mg/5時間・20mg/7~9時間
特長即効性がある
⇒ 効き始めるまでの時間を調査
服用方法性行為の1時間前(空腹時であれば30分前)
併用禁忌薬硝酸剤及びNO供与剤・sGC刺激剤(リオシグアト:アデムパス)・新型コロナ治療薬抗ウイルス薬 (HIV治療薬)内服の抗真菌薬抗不整脈薬グレープフルーツ
服用禁忌
  • 前項、併用禁忌薬投与中の患者
  • バルデナフィルに対して過敏症(アレルギー)の既往歴のある人
  • 低血圧患者(最大血圧90mmHG未満)又は治療による管理のされていない高血圧患者(安静時最大血圧170mmHG以上、又は安静時最小血圧100mmHG以上)
  • 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある患者
  • 心血管障害で性行為が不適切と考えられる患者
  • 網膜色素変性症患者
  • 重度の肝機能障害のある患者
  • 血液透析が必要な腎障害のある患者
  • 不安定狭心症の患者
  • 先天的にQT延長患者(QT延長症候群)、次の抗不整脈薬を使用中の方⇒レビトラ併用禁忌の抗不整脈薬
副作用ほてり(15.66%)・頭痛(5.59%)・鼻閉(2.96%)・心悸亢進(動悸)(2.96%)
国内にて5mg・10mg・20mgを投与した総症例913例中
酔いはしないが、お酒を飲んだ時の症状と類似
新型コロナ
ワクチン
接種当日と翌日は服用は避け、経過観察を優先して安静に過ごすことが大切。詳しくは⇒新型コロナワクチンとED・AGA薬の使用
食事の影響受けにくい(700kcal以下の低脂肪食であれば影響無し)
食事の30分前くらいの空腹時の服用がオススメ
お酒との併用程よい飲酒はOK・飲み過ぎは効果が得られない
ジェネリック
の種類
東和薬品、沢井製薬、富士化学工業から発売
国内正規バルデナフィル錠一覧表
ドーピング剤
リスト
2025年度禁止表に掲載無し
健康保険適用外(国内の全病院)
作用機序勃起を持続させるのに必要なサイクリックGMPという物質を壊すPDE-5の働きを阻害することで勃起補助をする。
処方価格
(税込)
【先発品】
レビトラ錠 10mg 1錠:1,500円
レビトラ錠 20mg 1錠:1,800円

【後発品】(ジェネリック)
(東和薬品・沢井製薬)
※10錠以上・30錠以上での割引有
バルデナフィル錠 10mg 1錠:1,300円
バルデナフィル錠 20mg 1錠:1,500円

(富士化学)
バルデナフィル錠 20mg 1錠:1,400円
  • 性行為の1時間前に服用して下さい。空腹時であれば20分で効いてきます。
  • 1度服用したら、24時間経過しないと服用できません。
  • 服用してはいけない人はレビトラを処方できない方をご参照下さい。
  • 併用してはいけないお薬はレビトラ併用禁忌薬をご参照下さい。
  • 服用しても性的刺激を受けないと勃起することはありません。また、性的興奮作用や性欲増進作用もありません。
  • 食事の影響は受け難いですが、高脂質の食事は影響を受けます。空腹時が一番薬の効果を引き出せます。
  • グレープフルーツ果汁と併用すると薬が効き過ぎて予期せぬ副作用が発現する可能性があるのでグレープフルーツの果汁の入った飲み物で服用しないでください。

2007年発売当時のバイエル薬品のレビトラ錠製品情報資料(LEV-07-9003)を参照

国内データ

国内で実施された臨床試験において、本剤5mg、10mg、20mgを投与された総症例913例中257例(28.15%)に副作用が認められた。
主な副作用は、ほてり143例(15.66%)、頭痛51例(5.59%)、鼻閉27例(2.96%)、心悸亢進(動悸)27例(2.96%)等であった。

外国データ

外国で実施された臨床試験において、本剤5mg、10mg、20mgを投与された総症例7,080例中2,206例(31.16%)に副作用が認められた。主な副作用は、頭痛871例(12.30%)、ほてり749例(10.58%)、鼻閉313例(4.42%)、消化不良230例(3.25%)及び眩暈(めまい)125例(1.77%)等であった。

10%以上 1~10%未満 0.1~1%未満 0.01~0.1%未満 頻度不明*1
循環器 ほてり 顔面浮腫、高血圧
心悸亢進、頻脈
低血圧、起立性低血圧
狭心症、心筋虚血
失神
心筋梗塞*2
精神神経系 頭痛 めまい 感覚鈍麻、不眠症
異常感覚、傾眠
眩暈
緊張亢進、不安
肝臓 肝機能検査異常
γ-GTP増加
呼吸器 鼻閉 呼吸困難、副鼻腔うっ血
鼻出血
筋・骨格系 背部痛、関節痛
筋肉痛
頚部痛
皮膚 光線過敏性反応、搔痒
発疹、発汗
消化器 消化不良、嘔気 腹痛、下痢、口内乾燥
胃炎、嘔吐
食道炎、胃食道逆流
嚥下障害
感覚器 視覚異常、霧視
彩視症、結膜炎
眼痛、羞明
耳鳴、流涙
緑内障
その他 無力症、胸痛
灼熱感、CK(CPK)上昇
異常感
射精障害
アナフィラキシー反応
インフルエンザ症候群
持続勃起
勃起増強(勃起時疼痛等)
*1 自発報告等を含むため頻度不明
*2 因果関係は明らかではないが、外国において市販後、本剤投与後に心筋梗塞が発症したことが報告されている。

年代別の副作用発症率調査

集計期間:2025年5月23日~29日
調査方法:インターネット集計
調査対象:全国の20~79歳(5歳階級別) 男性 合計10,000名

「過去6ヶ月以内に性行為の経験がある」日本全国の男性20~79歳 10,000人を対象に調査を行いました

ED治療薬を服用したことのある2,699人の内、「Q、メインとして使用しているED薬は何ですか?」の設問で正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 382名が対象

レビトラは発売元のバイエル薬品が国内での販売を中止しています。代替薬として国内正規バルデナフィル錠が推奨されています。

Q.使用して今まで経験した服用後の副作用を教えてください。
(お答えはいくつでも)n=382

薬品別及び年代別にて集計

メインとして使用しているED治療薬は正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 382名※複数回答可

20~39歳
計146名
40~59歳
計151名
60~79歳
計85名
合計
計382名
頭痛 36(24.7%) 35(23.2%) 6(7.1%) 77(20.2%)
潮紅 22(15.1%) 28(18.5%) 7(8.2%) 57(15.4%)
顔のほてり 41(28.1%) 58(38.4%) 25(29.4%) 124(32.5%)
目の充血 25(17.1%) 27(17.9%) 7(8.2%) 59(15.4%)
鼻詰まり 38(26.0%) 34(22.5%) 11(12.9%) 83(21.7%)
動悸 16(11.0%) 14(9.3%) 6(7.1%) 36(9.4%)
めまい 24(16.4%) 7(4.6%) 1(1.2%) 32(8.4%)
耳鳴り 16(11.0%) 6(4.0%) 0(0.0%) 22(5.8%)
彩視症 10(6.8%) 4(2.6%) 1(1.2%) 15(3.9%)
上腹部の痛みや不快感 3(2.1%) 3(1.9%) 0(0.0%) 6(1.6%)
下痢 8(5.5%) 13(8.6%) 1(1.2%) 22(5.8%)
眼痛 10(6.8%) 6(4.0%) 0(0.0%) 16(4.2%)
副作用は無かった 13(8.9%) 30(19.9%) 43(50.6%) 86(22.5%)

若い人ほど副作用発現率は高い

年代別の集計から、副作用の発現率には明確な年齢差があることが分かりました。差が大きい主な症状は次のとおりです。

◆「頭痛があった」と回答した割合

・20~39歳:4人に1人(24.7%)
・40~59歳:4.3人に1人(23.2%)
・60~79歳:14.1人に1人(7.1%)

◆「鼻詰まりがあった」と回答した割合

・20~39歳:3.8人に1人(26.0%)
・40~59歳:4.4人に1人(22.5%)
・60~79歳:7.6人に1人(12.9%)

◆「めまいがあった」と回答した割合

・20~39歳:6.1人に1人(16.4%)
・40~59歳:21.8人に1人(4.6%)
・60~79歳:83.3人に1人(1.2%)

◆「耳鳴りがあった」と回答した割合

・20~39歳:9.1人に1人(11.0%)
・40~59歳:25人に1人(4.0%)
・60~79歳:無し(0.0%)

「副作用は無かった」と回答した割合

・20~39歳:11.2人に1人(8.9%)
・40~59歳:5人に1人(19.9%)
・60~79歳:2人に1人(50.6%)

このように若い人ほど副作用の発現率が顕著に高いことが示されました。
若年層の副作用発現率は、発売元の製薬会社や各医療機関が公開している副作用発現率と比べると大きく乖離しているので、若年層の人は、このことをよく理解しておくことが大事です。

この要因を考察すると以下があげられます。

  • 臨床試験の多くは年齢別ではなく「全年齢合算」で発現率を算出しているため、世代差が平均化されてしまう。
  • 副作用は体調、食事内容、飲酒の有無など服用時の条件に左右される一方、治験での個々の観察期間は比較的短く、発現率が低めに出やすい。
  • 食後に服用した時の効果飲酒後に服用した時の効果のデータが示すように、若年層ほど薬理作用(血管拡張など)が強く現れやすく、それに伴って副作用も相対的に出やすくなる。

「若い人ほど効果を実感しやすい反面、副作用も出やすい」この年齢差は実データで一貫しています。特に若年層は、ネットなどで散見される「平均的な発現率」を鵜呑みにせず、自身の年齢と服用条件を踏まえてリスク認識を持つことが重要です。

  1. 性的刺激・興奮により非アドレナリン非コリン作動性神経から陰茎海綿体平滑筋にNO(一酸化窒素)が放出されます。
  2. NOにより海綿体平滑筋のグアニル酸シクラーゼが活性化され、cGMP(サイクリックグアノシンーリン酸)が産生されます。
  3. cGMPにより陰茎海綿体平滑筋及び関連小動脈が弛緩され、海綿体に血液が流入、貯留して陰茎が勃起をします。(勃起にはcGMP濃度が重要)
  4. 産生されたcGMPをPDE5(ホスホジエステラーゼの5型)という酵素が分解していくと海綿体の血管が収縮し勃起が治まります。
  5. バルデナフィルはcGMP分解酵素であるPDE5を阻害することでcGMP濃度を高め勃起の補助をするのです。

調査概要

集計期間:2025年5月23日~29日
調査方法:インターネット集計
調査対象:全国の20~79歳(5歳階級別) 男性 合計10,000名

※本調査は、人口構成比に基づき年齢別に割り振った「過去6ヶ月以内に性行為の経験がある」日本全国の男性20~79歳 10,000人を対象に調査を行いました
◆人口構成比は令和7年1月1日住民基本台帳年齢階級別人口を参照
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei02_02000389.html

「20~24歳:709人」「25~29歳:735人」
「30~34歳:727人」「35~39歳:775人」
「40~44歳:855人」「45~49歳:969人」
「50~54歳:1089人」「55~59歳:935人」
「60~64歳:824人」「65~69歳:768人」
「70~74歳:827人」「75~79歳:787人」

ED治療薬を服用したことのある2,699人の内、「Q、メインとして使用しているED薬は何ですか?」の設問で正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 382名が対象

レビトラは発売元のバイエル薬品が国内での販売を中止しています。代替薬として国内正規バルデナフィル錠が推奨されています。

バルデナフィルの勃起力向上効果調査

Q.服用して勃起力は上がりましたか。
(お答えは1つ)n=382

メインとして使用しているED治療薬は正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 382名※単一回答

20~39歳
計146名
40~59歳
計151名
60~79歳
計85名
合計
計382名
勃起力が凄く増した 18(12.3%) 17(11.3%) 17(20.0%) 52(13.6%)
勃起力が増した 52(35.6%) 73(48.3%) 32(37.6%) 157(41.1%)
勃起力が少し増した 56(38.4%) 48(31.8% 25(29.4%) 129(33.9%)
勃起力に変化なし 13(8.9%) 9(6.0%) 7(8.2%) 29(7.6%)
勃起力が減った 7(4.8%) 4(2.6%) 4(4.7%) 15(3.9%)
合計 146(100%) 151(100%) 85(100%) 382(100%)

勃起向上効果は全体で88.5%

「凄く増した」「増した」「少し増した」と回答した人の割合を合算すると以下の通り。
・20~39歳:86.3%
・40~59歳:91.4%
・60~79歳:87.1%

この結果から、全体では88.5%が効果を実感していることになります。

年代別の挿入時間延長効果

Q.服用して挿入時間に変化はありましたか。
(お答えは1つ)n=382

メインとして使用しているED治療薬は正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 382名※単一回答

20~39歳
計146名
40~59歳
計151名
60~79歳
計85名
合計
計382名
凄く長くなった 10(6.8%) 17(11.3%) 7(8.2%) 34(13.6%)
長くなった 41(28.1%) 38(25.2%) 23(27.1%) 102(26.7%)
少し長くなった 52(35.6%) 56(37.1%) 27(31.8%) 135(35.3%)
変化なし 22(15.1%) 27(17.9%) 25(29.4%) 74(19.4%)
短くなった 21(14.4%) 13(8.6%) 3(3.5%) 37(9.7%)
合計 146(100%) 151(100%) 85(100%) 382(100%)

バルデナフィルで挿入時間の延長効果もある

「凄く長くなった」「長くなった」「少し長くなった」と回答した人の割合を合算すると以下の通り。
・20~39歳:70.5%
・40~59歳:73.5%
・60~79歳:67.1%

この結果から、全体では7割が挿入時間の延長効果を実感していることになります。

年代別の射精遅延効果

Q.服用して射精に至るまでの時間に変化はありましたか。
(お答えは1つ)n=382

メインとして使用しているED治療薬は正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 382名※単一回答

20~39歳
計146名
40~59歳
計151名
60~79歳
計85名
合計
計382名
凄く遅くなった 4(2.7%) 9(6.0%) 5(5.9%) 18(4.7%)
遅くなった 34(23.3%) 38(25.2%) 13(15.3%) 85(22.3%)
少し遅くなった 52(35.6%) 48(31.8%) 22(25.9%) 122(31.9%)
変化なし 37(25.3%) 40(26.5%) 40(47.1%) 117(30.6%)
早くなった 19(13.0%) 16(10.6%) 5(5.9%) 40(10.5%)
合計 146(100%) 151(100%) 85(100%) 382(100%)

バルデナフィルは射精を遅らせる効果もある

「凄く遅くなった」「遅くなった」「少し遅くなった」と回答を合算した割合は以下の通り。
・20~39歳:61.6%
・40~59歳:62.9%
・60~79歳:47.1%

20~50代では6割強が射精に至るまでの時間が遅くなったと回答しています。この世代ではEDだけでなく早漏の悩みを併せ持つ方にとって、同時に改善が期待できる可能性を示します。

一方で「早くなった」と回答した人の割合は。
・20~39歳:13.0%
・40~59歳:10.6%
・60~79歳:5.9%

60~70代では射精が遅くなったと回答した割合は5割に満たなかった一方で、「早くなった」と回答した割合は5.9%にとどまっています。年長世代でも、早漏の悩みがある場合は試す価値が十分にあると言えるでしょう。

食後に服用した時の効果

Q.食後に服用した時の効果はどうでしたか。
(お答えは1つ)n=382

「食後に服用したことがない」と回答した64名を除いた318名のデータを集計

メインとして使用しているED治療薬は正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 318名※単一回答

20~39歳
計132名
40~59歳
計125名
60~79歳
計61名
合計
計318名
よく効いた 83(62.9%) 59(47.2%) 31(50.8%) 183(54.4%)
若干、作用が弱く感じた 39(29.5%) 47(37.6%) 17(27.9%) 103(32.4%)
明らかに効果が弱かった 7(5.3%) 15(12.0%) 11(18.0%) 33(10.4%)
全く効かなかった 3(2.3%) 4(3.2%) 2(3.3%) 9(2.8%)
合計 132(100%) 125(100%) 61(100%) 318(100%)

バルデナフィルは若い人ほど食事の影響を受け難い

「食後でもよく効いた」と回答した人の割合は以下の通り。
・20~39歳:62.9%
・40~59歳:47.2%
・60~79歳:50.8%

20~30代では、6割強が食事の影響をほとんど受けていない結果となりました。

一方で「明らかに弱かった」「全く効かなかった」と回答を合算した割合は
・20~39歳:7.6%
・40~59歳:15.2%
・60~79歳:21.3%

年齢が上がるほど、食事による影響を受けやすい傾向が見られます。

一般にバルデナフィルは食事の影響を受けにくいとされますが、中高年以上では影響が出やすくなるため、できるだけ空腹時の服用を心がけるとよいでしょう。

飲酒後に服用した時の効果

Q.飲酒後に服用した時の効果はどうでしたか。
(お答えは1つ)n=382

「飲食後に服用したことがない」と回答した98名を除いた284名のデータを集計

メインとして使用しているED治療薬は正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 284名※単一回答

20~39歳
計125名
40~59歳
計108名
60~79歳
計51名
合計
計284名
よく効いた 75(60.0%) 46(42.6%) 18(35.3%) 139(48.9%)
若干、作用が弱く感じた 36(28.8%) 46(42.6%) 19(37.3%) 101(35.6%)
明らかに効果が弱かった 10(8.0%) 14(13.0%) 9(17.6%) 33(11.6%)
全く効かなかった 4(2.3%) 2(3.2%) 5(3.3%) 11(2.8%)
合計 125(100%) 108(100%) 51(100%) 284(100%)

バルデナフィルは年齢が上がるほど飲酒の影響を受けやすい?

アンケートでは、「飲酒後でもよく効いた」と答えた割合は次のとおりでした。
・20~39歳:60.0%
・40~59歳:42.6%
・60~79歳:35.3%

20~30代では6割が、飲酒後の服用でも効果を実感しています。

一方で「明らかに弱かった」「全く効かなかった」と回答を合算した割合は
・20~39歳:11.2%
・40~59歳:14.8%
・60~79歳:27.5%

年齢が上がるほど、飲酒によるマイナスの影響が増える傾向が見られました。

「若いほど影響を受けにくい」は本当? 酒量という交絡因子

食事の影響に関する年齢別調査と同様、若年層ほど飲酒の影響を受けにくい結果でした。ただし、飲酒については摂取した酒量の差が結果に影響している可能性を無視できません。
一般に年齢を重ねるほど飲酒量が増える傾向があり、その分だけ効果が弱まったと感じやすくなります。今回の調査では飲酒量(種類・量)を聴取していないため、中高年の方で影響が大きく見えたのは、酒量の違いによる当然の帰結とも解釈できます。

重要なポイント

アルコールの過量摂取は中枢・自律神経の伝達を鈍らせ、勃起の司令伝達や感受性を低下させます。

  • 性行為前に服用する場合は、飲酒は適量に留めること。
  • 「いつもより効きにくい」と感じたときは、飲酒量・服用タイミングをまず見直す。

適切な用量・タイミングであれば、飲酒により効果を引き出せる場合もありますが、飲み過ぎは効果を妨げる最大要因になります。

効き始めるまでの時間を調査

Q.服用後、効き始めるまでどれくらいの時間がかかりますか。
(お答えは1つ)n=382

メインとして使用しているED治療薬は正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 382名※単一回答

20~39歳
計146名
40~59歳
計151名
60~79歳
計85名
合計
計382名
10分 7(4.8%) 7(4.6%) 4(4.7%) 18(4.7%)
20分 18(12.3%) 24(15.9%) 8(9.4%) 50(13.1%)
30分 70(47.9%) 63(41.7%) 32(37.6%) 165(43.2%)
40分 31(21.2%) 27(17.9%) 8(9.4%) 66(17.3%)
50分 11(7.5%) 11(7.3%) 5(5.9%) 27(7.1%)
60分 9(6.2%) 14(9.3%) 21(24.7%) 44(11.5%)
90分 0(0.0%) 3(2.0%) 4(4.7%) 7(1.8%)
120分以上 0(0.0%) 2(1.3%) 3(3.5%) 5(1.3%)
合計 146(100%) 151(100%) 85(100%) 382(100%)

バルデナフィルは若い人ほど早く効く

「30分以内に効き始めた」と感じた割合は以下の通り。
・20~39歳:65.1%
・40~59歳:62.3%
・60~79歳:51.8%

20~50代では、6割強が30分以内で効き始めたと実感しています。

一方、「60分以上かかった」と感じた割合は
・20~39歳:6.2%
・40~59歳:12.6%
・60~79歳:32.9%

年齢が上がるほど、効果発現までの時間が明確に延びる傾向が示されました

一般にバルデナフィルは即効性がある薬ですが、本調査結果と食事の影響に関する年齢別調査飲酒の影響に関する年齢別調査を踏まえると、60歳以上では次の工夫が重要と考えられます。(他の世代でも効果を引き出すためには有効)

  • 早めの服用(予定の60分前を目安)
  • できるだけ空腹時での服用(高脂質の食事直後は避ける)
  • 飲酒する場合、量を控える(飲み過ぎると神経の伝達が悪化)

個人差はありますが、服用タイミングと食事条件、飲酒量を整えることで、年齢層にかかわらず効果発現をより引き出しやすくなります。

効き始めの体感は「ほぼ同等」—シルデナフィル vs バルデナフィル

【対象者】
正規品バイアグラ or 正規品シルデナフィルを服用している 1,013名(20~69歳)
正規品レビトラ or 正規品バルデナフィルを服用している 382名(20~69歳)

20分以内に効き始めた」と感じた割合は以下の通り。
・シルデナフィル:19.7%
・バルデナフィル:17.8%

30分以内に効き始めた」と感じた割合は以下の通り。
・シルデナフィル:63.7%
・バルデナフィル:65.1%

40分以内に効き始めた」と感じた割合は以下の通り。
・シルデナフィル:80.7%
・バルデナフィル:86.3%

本調査では、体感的な“効き始め”の早さに大きな差は確認できませんでした。
「バルデナフィル=より即効」という一般的な印象は、少なくとも体感ベースでは限定的といえます。
もちろん、年齢・体調・空腹時かどうか・飲酒の有無などで発現時間は左右されます。即効性を重視する場合でも、シルデナフィルで大差ないと認識して差し支えない結果となりました。

作用時間を調査

Q.服用後、作用時間はどのくらいあると感じますか。
(お答えは1つ)n=382

メインとして使用しているED治療薬は正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 382名※単一回答

20~39歳
計146名
40~59歳
計151名
60~79歳
計85名
合計
計382名
2時間未満 7(4.8%) 9(6.0%) 11(12.9%) 27(7.1%)
2~3時間 20(13.7%) 35(23.2%) 26(30.6%) 81(21.2%)
4~5時間 45(30.8%) 43(28.5%) 21(24.7%) 109(28.5%)
6~7時間 39(26.7%) 32(21.2%) 10(11.8%) 81(21.2%)
8~9時間 15(10.3%) 17(11.3%) 3(3.5%) 35(9.2%)
10~13時間 11(7.5%) 6(4.0%) 5(5.9%) 22(5.8%)
14~18時間 4(2.7%) 3(2.0%) 2(2.4%) 9(2.4%)
20時間以上 5(3.4%) 6(4.0%) 7(8.2%) 18(4.7%)
合計 146(100%) 151(100%) 85(100%) 382(100%)

年齢が上がるほど作用時間は短く感じる傾向に

「作用時間は3時間未満」と感じた割合は以下の通り。
・20~39歳:18.5%
・40~59歳:29.1%
・60~79歳:43.5%

一方、「6時間以上効果があった」と感じた割合は
・20~39歳:50.7%
・40~59歳:42.4%
・60~79歳:31.8%

この結果から、明らかに年齢があがるほど作用時間は短く感じる傾向にあります。

なぜ高齢になるほど短く感じるのか(考えられる要因)

一般に年齢を重ねるに連れて加齢により肝臓や腎臓の機能が低下して、代謝や排泄までの時間がかかるようになり、薬が体内に長く留まりやすく薬が効きすぎたり副作用が出やすくなるとも言われています。しかし、ED治療薬の場合は本調査のように作用時間が短く感じたり、年代別の副作用発症率調査の通り、副作用も出難くなることが示されています。

【推測される要因】

  • 消化機能の低下による吸収低下:ED治療薬は主に腸から吸収されます。高脂質食や胃腸機能の低下、胃排出遅延などがあると有効成分の吸収が下がりうる。
  • 生理的反応性の変化:陰茎血管の反応性や神経性刺激への感受性の加齢変化で、同じ血中濃度でも体感が弱まる可能性。
  • 併用因子:飲酒・食事条件・他剤併用(降圧薬など)・体調の影響で、効果の立ち上がりや持続の主観が短くなることがある。

効きが悪いからといって自己判断で薬の増量したりすると思わぬ副作用を発生させる可能性があるため、必ず用法用量を守って服用するようにしてください。

服用した翌朝の朝勃ちの変化を調査

Q.服用した翌朝の朝勃ちに変化はありましたか。
(お答えは1つ)n=382

メインとして使用しているED治療薬は正規品レビトラ or 正規品バルデナフィル(レビトラのジェネリック)と回答した 382名※単一回答

20~39歳
計146名
40~59歳
計151名
60~79歳
計85名
合計
計382名
いつもより凄く硬くなった 13(8.9%) 16(10.6%) 8(9.4%) 37(9.7%)
いつもより硬くなった 34(23.3%) 38(25.2%) 13(15.3%) 85(22.3%)
いつもより少し硬くなった 71(48.6%) 70(46.4%) 30(35.3%) 171(44.8%)
いつもと変化なし 12(8.2%) 19(12.6%) 26(30.6%) 57(14.9%)
いつもより硬く無かった 5(3.4%) 2(1.3%) 1(1.2%) 8(2.1%)
合計 146(100%) 151(100%) 85(100%) 382(100%)

服用翌日の“朝勃ち”は8割超で硬さアップ

「少し硬くなった」以上の回答を合算した割合は以下の通り。
・20~39歳:88.4%
・40~59歳:86.1%
・60~79歳:68.2%
・【合計】:83.0%

「凄く硬くなった」「硬くなった」と回答を合算した割合は
・20~39歳:57.5%
・40~59歳:57.0%
・60~79歳:44.7%
・【合計】:54.5%

全体でも5割超が「顕著に硬くなった」と回答し、翌朝の勃起の質改善が広く示唆されました。

どう解釈すべきか

年齢別の作用時間時間調査では「持続が短い」との体感も一定数ありますが、服用時刻や睡眠時間によっては、主観的には短く感じても翌朝まで効果が持続しているケースが少なくないと考えられます。
すなわち、就寝前の服用では、「夜間勃起」や「早勃ち」に影響し、翌朝の硬度向上として現れやすい可能性があります。

シルデナフィル バルデナフィル タダラフィル


バイアグラ レビトラ
◆国内販売終了
シアリス

25mg・50mg
100mgは未承認
10mg・20mg 10mg・20mg

最もポピュラーなED治療薬。先発のバイアグラは世界的に最も有名で安心感がある。 水に溶けやすい性質上一番速効性があり、吸収が早い人は15分ほどで効く。硬さが出やすいことも特長。 他剤と比べて効き目はマイルド。
緩やかに長時間作用する。ほてり等の血管拡張作用に伴う副作用が軽い。



25mgは3時間程度
50mgは5時間程度
10mgは4∼5時間
20mgは7∼8時間
10mgは20∼24時間
20mgは30∼36時間



性行為1時間前
空腹時は30分程度で作用
性行為1時間前
空腹時は20分程度で作用
性行為3時間前




食事と併用すると効果半減の可能性あり
[ 詳細 ] 食前30分前の服用がお勧め
食事の影響は受け難いが700kcalまでという条件あり
[ 詳細 ] 食前30分前の服用がお勧め
食事の影響は最も受け難いが条件あり
[ 詳細 ] 食前2時間前の服用がお勧め
【3剤共通】※食後服用の場合、脂質の低いあっさりした食事にして2時間経過してから。




青いひし形


ピンク色のフィルム剤


ジェネリック
オレンジ色の丸形


ジェネリック
黄色の涙形


ジェネリック


(







)
バイアグラ25mg
1,300円
バイアグラ50mg
1,500円
バイアグラ50mgODフィルム 1,000円

トーワ50mg
1,000円

キッセイ50mg
1,000円

FCI25mg
500円
FCI50mg
900円
レビトラ10mg
1,500円
レビトラ20mg
1,800円


サワイ10mg
1,300円
サワイ20mg
1,500円

トーワ10mg
1,300円
トーワ20mg
1,500円

FCI20mg
1,400円
シアリス10mg
1,500円
シアリス20mg
1,600円

サワイ10mg
1,200円
サワイ20mg
1,300円

トーワ10mg
1,200円
トーワ20mg
1,300円

FCI20mg
1,200円

沢井製薬、東和薬品、富士化学、それぞれのバルデナフィル錠の違いがわかるように、比較表を作成しました。お薬選びの参考としてご利用下さい。

後発品
バルデナフィル「サワイ」
後発品
バルデナフィル「FCI」
後発品
バルデナフィル「トーワ」


沢井製薬
株式会社
富士化学工業
株式会社
東和薬品
株式会社


バルデナフィル錠10mg「サワイ」
バルデナフィル錠20mg「サワイ」
バルデナフィル錠5mg「FCI」
バルデナフィル錠10mg「FCI」
バルデナフィル錠20mg「FCI」
バルデナフィル錠10mg「トーワ」
バルデナフィル錠20mg「トーワ」



3剤とも先発レビトラ錠と同じ
【10mg】1錠中バルデナフィル10mg含有バルデナフィル塩酸塩水和物として11.852mg

【20mg】1錠中バルデナフィル20mg含有バルデナフィル塩酸塩水和物として23.705mg

10mg・20mg 5mg・10mg
・20mg
10mg・20mg



【1錠あたりの税込価格】
赤字は10錠以上の割引価格
10mg 1,300円
割引 1,200円

20mg 1,500円
割引 1,400円
10mg 取扱無し

20mg 1,400円
割引 1,300円
10mg 1,300円
割引 1,200円

20mg 1,500円
割引 1,400円

〇有り ×無し 〇有り

淡黄赤色の割線入りフィルムコーティング錠 黄赤色のフィルムコーティング錠 薄い黄色の割線入り素錠

割線入りで錠剤の形も楕円なので一番分割しやすい 割線が無く薬自体堅いので分割し難いが円形なので飲み易く
価格が安い
割線入りなので分割し易く円形なので飲み易い



いずれも20mg
左:バルデナフィル錠「サワイ」
中央:バルデナフィル錠「FCI」
右:バルデナフィル錠「トーワ」

先発レビトラ錠 10mg:7.0mm 20mg:8.0mm
10mg
8.5mm×4.5mm

20mg
11.1mm×5.8mm
10mg:7.0mm
20mg:8.0mm
10mg:6.5mm
20mg:8.0mm

先発レビトラ錠 10mg:3.0~3.4mm 20mg:3.3~3.7mm
10mg:2.9mm
20mg:3.6mm
10mg:3.3mm
20mg:3.8mm
10mg:2.8mm
20mg:2.7mm

先発レビトラ錠 10mg:129mg 20mg:3.3~3.7mm
10mg:93mg
20mg:182.6mg
10mg:129mg
20mg:182mg
10mg:120mg
20mg:170mg

サワイ
FCI
トーワ



先発レビトラ錠同じ添加物を赤字表記
【先発レビトラ】
結晶セルロース、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄、マクロゴール400
【サワイ】
カルナウバロウ、クエン酸トリエチル、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、酸化チタン、三二酸化鉄、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース
【FCI】
結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、トリアセチン、黄色三⼆酸化鉄、三⼆酸化鉄
【トーワ】
結晶セルロース、乳糖水和物、黄色三二酸化鉄、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム
フィルムコーティング錠:薬剤の劣化を防いだり、苦味を抑えたりするために素錠の表面に薄くコーティングをしている薬剤です。
素錠:粉薬を圧をかけて固めたもので即効性を引き出したい薬剤に多いです。

結論から申し上げます。
バルデナフィル錠「サワイ」「トーワ」「FCI」共に厚労省の定める「後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン」に準じた試験を行い、同等性が認められていますのでレビトラ錠と同じように効きます。
具体的には最高血中濃度到達時間、最高血中濃度、代謝時間、血中濃度−時間曲線下面積などの薬物動態パラメータについて90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、先発品であるレビトラ錠との生物学的同等性が確認されているいるからこそ製造販売承認を得ているので、安心して服用してください。
以下は、バルデナフィル錠20mg「トーワ」の生物学的同等性に関する資料です。「標準製剤」というのが先発品であるレビトラ錠のことです。

AUC10
(ng・hr/ml)
Cmax
(ng/ml)
Tmax
(hr)
T1/2
(hr)
バルデナフィル錠20mg「トーワ」94.6
±54.9
39.912
±26.500
0.875
±0.491
2.718
±0.730
標準製剤
20mg
90.7
±49.3
39.244
±25.244
0.979
±0.660
2.758
±0.837

平均値±標準偏差(n=44)
Tmax:最高血漿中濃度到達時間
Cmax:最高血漿中濃度
AUC10:0時間から10時間までの血漿中濃度-時間曲線下面積
T1/2:消失半減期(血漿中濃度半減期)

「10錠以上の割引価格について」
どのような組み合わせでもED治療薬の合計が10錠以上となれば適用

国内でのレビトラジェネリック比較表
剤形製造
販売
特徴処方価格
(税込)
販売承認日
【5mg/10mg:2004年4月23日】
【20mg:2007年5月24日】

発売開始日
【5mg/10mg:2004年6月21日】
【20mg:2007年7月18日】
10mgバイエル薬品割線×
水で服用
国内終売薬
1,500円
10錠以上で
1,400円
20mg1,800円
10錠以上で
1,700円
販売承認日【10mg/20mg:2020年6月3日】
発売開始日【10mg/20mg:2020年7月6日】
10mg沢井製薬割線〇
水で服用
1,300円
10錠以上で
1,200円


30錠以上で
1,100円
20mg1,500円
10錠以上で
1,400円


30錠以上で
1,300円
販売承認日【10mg/20mg:2020年7月8日】
発売開始日【10mg/20mg:2020年7月15日】
10mg東和薬品割線〇
水で服用
1,300円
10錠以上で
1,200円


30錠以上で
1,100円
20mg1,500円
10錠以上で
1,400円


30錠以上で
1,300円
【後発品】
バルデナフィル錠 10mg/20mg VI「FCI」
販売承認日 2022年4月7日
発売開始日 2023年4月
10mg富士化学工業割線×
水で服用
薄い黄赤色
20mgのみ取扱い
1,400円
10錠以上で
1,300円


30錠以上で
1,200円
20mg

※2025年10月9日更新

  • 保険証や身分証の提出は必要ありません。
  • 来院 → 問診 → 処方までは10分程度ですのでお気軽にご来院ください。
  • 来院前に問診票をご記入いただくとよりスムーズです。 → 問診票ダウンロード
  • 1錠単位で処方可能です。試しに1錠だけ希望の方でも安心してご来院下さい。(当院で取り扱ってるお薬や処方料金はED治療薬料金表でご確認ください。)
    ※どのような組み合わせでもED治療薬の合計が10錠以上となれば1錠あたり100円割引。
  • 予約は必要ありません。診療時間内に直接ご来院下さい。 → 診療時間
  • 詳しいバルデナフィル処方の流れは以下をご参照ください。
    参照処方までの流れ

バルデナフィルの郵送処方について

※現在、来院歴が無い初診の方もオンライン診療を受け付けております。
新規アカウント登録にてメールアドレスを登録し、問診票の記入、送り先の住所を登録することで医師との電話問診後、ED治療薬やAGA治療薬を郵送にて処方することが可能です。
電話問診のみ・国産正規品のみ・郵便局留可・発送元や内容物表記変更可・即日発送・荷物の追跡可・1万円以上送料無料・ポスト投函可・DMも一切無し

ここ最近、全国の主要駅近くに複数院展開している男性専門のED薬処方クリニックが、偽物混入の危険性がある個人輸入で仕入れた海外製のレビトラジェネリックを「正規流通経路でのレビトラジェネリック」と記して処方しているので注意して下さい。以下に正規品と非正規品の画像を掲載しておきます。
後にリスクについてもご説明させていただきますが、既に当院にはそのようななクリニックで処方された非正規品のレビトラジェネリックを服用して強い吐き気を感じたりお腹を下したりといった健康被害にあった患者様からの問い合わせも来ているくらいですので、以下のような非正規品のレビトラジェネリックは服用しないのが賢明です。

※当院では国内正規流通する厚労省認可の医薬品以外は扱っていないのでご安心下さい。

国内ではレビトラは特許満了日のかなり前からインターネットで「レビトラジェネリック個人輸入」で検索すると多くの個人輸入代行業者の運営する通販サイトが表示され、サイトの中を覗いてみると、本来、存在しないはずのレビトラのジェネリックが全てインド製ですが数種類販売されていました。
レビトラは2020年まで国際的にも特許が満了を迎えていなかったので本来は存在しないはずなのですが、どうしてインドだけでは存在しているのか?

それはどうしてインドでは国際特許が切れていないのにジェネリックが存在するのか?でも説明している通り、インドでは「2005年まで物質特許が認められていなかったこと」「発展途上国を支援する国境なき医師団の慈善事業の絡み」「地元の製薬会社からの反発」等が原因で、未だに先発品メーカーも諦めざるを得ない状況だからです。
代表的なインド製のレビトラジェネリックには以下のようなものがあります。

次項で日本国内でインド製ジェネリックを入手して服用するリスクも説明いたしますが、たとえクリニックからの処方であっても使用することはお勧めできません。

日本国内で海外製のレビトラのジェネリックを入手するには、たとえ医療機関であっても個人輸入に頼るしか方法がありません。前項で紹介したインド製レビトラジェネリックは個人輸入代行業者の運営する通販サイトで非常に需要があるため、悪徳業者がそこに目を付けて個人輸入代行業者にもわからないように偽造品・模造品とすり替えて流通させて利益を得ている場合も決して少なくないのが実状です。
しかも日本の個人輸入の医薬品に対する法整備がゆるいので世界的に見ても特に日本は狙われやすい国となっています。

日本は世界的にみても安全な暮らしができる環境であるがために、悪徳業者にターゲットにされていることを決して忘れてはいけません。
個人輸入で国内に入ってくる多くの医薬品の中でもずば抜けて偽物の混入率が高いのがED治療薬です。
それを承知で個人輸入で仕入れ、それをあろうことか患者さんに処方するクリニックがあるので注意して下さい。
そのようなクリニックに行かないために、安全に処方を受けられる病院の選び方を以下のページで詳しく説明しているのでご覧下さい。

料金表・
診療時間
郵送処方 アクセス
・TEL